認知症の治療はまず症状を把握することから【早めに医療機関を受診】

診察

病気の進行を知る

認知症の症状は一人一人異なり、主に妄想、暴言、深夜徘徊、記憶が混乱することが挙げられるので、気がついたら早めに病院へ行くべきです。また、真面目に接する方は心が消耗して疲れてしまいますので、時には一定の距離を置いた方がどちらの為にもなります。

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適切な接し方とは

認知症は、場所や時間が分からなかったり徘徊をするといった不可解な症状がありますが、本人にとっては意味のあるものです。ですので、相手を理解することや、叱ったりせずに考えを受け入れることが接する際には重要だと言えます。

男性

早期発見に繋げるために

認知症の初期症状をしっかりと把握しておくことによって、早期発見をすることができます。年齢とともにおこる物忘れと違って、症状が進行するほど物忘れが激しくなったり、違った症状が引き起こされることが多いです。

原因を見極めるために

医師

適切なタイミングで受診を

加齢に伴う物忘れは誰しも起こり得るものです。しかし中には放置してはいけない物忘れもあります。本人に物忘れをしているという自覚がない場合には要注意です。また行動そのものを忘れてしまうなど、日を追う毎に物忘れの度合いが悪化していくような場合にも、認知症を疑った方が良いかもしれません。気を付けなければならない症状は他にもあります。昼夜の区別が付かない、目の前に居る人が誰かわからないといった症状が見られたら、ひとまず病院を受診することをおすすめします。脳神経外科や神経科、物忘れ外来などに行くと、認知症かどうかの診断をしてもらえます。近くにそう言った病院がないという場合には、かかりつけ医に相談するのも良いでしょう。本人へのインタビューや画像診断の他、家族からの情報も診断を付ける上での重要な手がかりとなります。予めどのような症状がいつ頃から出だしたのかを整理してから受診すると良いでしょう。認知症の治療は薬物療法と行動療法やリハビリテーション等の非薬物療法とに分かれます。いずれも進行を遅らせるために行われるのが一般的です。しかし受診の結果他の疾患によって認知症が引き起こされているとわかった場合には、原因となる疾患を治療することで認知症の症状を消失させられる場合もあります。たとえば慢性硬膜下血腫が原因となっているケースでは、手術で血腫を取り除くことにより認知症を完治させることが可能です。原因を見極め適切な治療を受けるためにも、気になる症状があればなるべく早めに医療機関を受診するようにしましょう。

男女

脳が絡んで起こるもの

認知症とは病名ではなく、病名が決まっていない症候群で、治療方法やはっきりとした原因がまだわかっていません。また、認知症には中核症状と周辺症状があり、記憶がなくなったり精神に問題が生じたりなど、その症状はそれぞれ異なります。

老人

早期発見が大切です

認知症の症状や進行具合は人によって異なり、適した治療も変わって来ます。また、治療の目標は完治ではなく進行を遅らせることにあるため、一人一人に合わせた治療法を考えてくれる医師にめぐり合うこと、そして早期の発見が大切です。